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 解説絵馬「富士の巻狩」(市指定文化財)

文政12年(1829)奈良尾・町屋両村の氏子中が、富士岳神社の新築を祝って奉納した絵馬である。富士の巻狩の図は、神社名にちなんだものであろう。
建久3年に征夷大将軍となった源頼朝が、翌年5月に家臣団を率いて行った有名な巻狩の有様を画いたもので、得意満面の頼朝が描かれている。仁田四郎忠常が大猪を仕とめる場面や、勢子に狩り出されて各所に逃げまどう動物たちを配し、中央にそびえる富士の雄峯を中心に、紅白の吹流しや幟がはためく雄大な構図である。
高さ1.41m、幅1.4mのもので、狩野派の絵師の作と見られるすぐれた絵馬である。
 
撮影日:
地区/自治会: 13東塩田/奈良尾
シリーズ: 塩田平の文化と歴史 4解説
登録されているキーワード: 工芸 観光  
 
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