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 上田新参町教会

だれもが思わず見上げてしまいそうな赤い塔と、白い壁。そして背後に見える太郎山…。「なんとなく教会のイメージそのものというか、『教会らしい』教会ではないでしょうか」と、ここの雰囲気を語る牧師の久世望さん。
大手通り沿いに立つ上田新参町教会は、明治30年に連歌町(現丸堀町の一部)でメソジスト上田教会としてスタート。同45年、教会堂を新築、昭和10年現在地に移転新築しました。上田地方は主にカナダの婦人宣教師が幼児教育などを中心に活動し、建物は60年近く、教会自体では102年の歴史を誇ります。
ここの内部は、プロテスタント系の教会らしいシンプルな造りで、格子になった板張りの高い天井が特徴。「これが当時のモダンな天井だったのでは」と久世さん。数年前に内・外装を整え、天井から吊られた電灯も、当時の型を特別注文したそうです。塔の部分は「今は伽藍洞になっていますが、将来的にはチャイムでもつけられれば…」とのことです。
一時期、この建物を取り壊す話もあったそうですが、久世さんは「残しておいてほんとうによかったですね」と、安堵の表情を浮かべていました。
 
撮影日: 平成6年9月6日
地区/自治会: 02南部/大手町
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(寺社)
登録されているキーワード: 神社 その他の文化  
 
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