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 平井寺夫婦道祖神

貴重な「祝言」像
昭和六十一年平井寺トンネルの取付道路工事に伴い、尾根川改修現場から奇跡的に発掘された道祖神です。
かつて、鎌倉街道と内村(現丸子町)への三叉路に立っていましたが、尾根川の洪水で流出してしまったと言われてきました。
その後新しく建てられた道祖神(夫婦道祖神隣)には、天明四年(1784)の年号が入っていることからみて、夫婦道祖神は二百年以前のものと思われます。
左右に銚子と杯が彫られ、朱の着色の跡もかすかに残る珍しい像で、この地方では見られないりっぱな夫婦道祖神です。銚子と杯が離れているところから、祝言をあげた後の夫婦と思われます。
平井寺トンネル開通後は、上田の南玄関口を守る「塞の神」として、また縁結びの神として郷土を守るため、再び世に現れてくださったのでしょう。
お話(龍野常重さん・石神)
 
撮影日: 平成6年3月18日
地区/自治会: 13東塩田/平井寺
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(石・石像・石碑)
登録されているキーワード: 史跡 観光  
 
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