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 月窓寺界わい(押出川沿い)

月窓寺は、真田氏が城下町を作るときに建てられたそうで、横町から鍛冶町にかけての通りにある寺(日輪寺、宗吽寺、願行寺、本陽寺)の中では最も古いといわれています。最初、諏訪部の坂下にあったものを今の場所に移したという話を聞いたことがあります。わたしの小さいころは、月窓寺の横を流れる押出川を境に、今の市街地側が上田町、材木町側は常田村の地籍で、辺り一面田んぼでした。この押出川は、父が若いころはとてもきれいな川だったそうです。この川に沿った小道は、月窓寺へ通じる裏道として多くの人が利用した道です。道のところどころに歴史的に見ても古い道祖神が置かれています。また、約百三十年ぐらい前の地図には、この近辺に「柳橋広場」という広場が出ており、旅芸人や相撲などが行われ、とてもにぎわったということです。
月窓寺の境内には、幕末に活躍した赤松小三郎遺髪の墓や、紅地蔵(通称赤地蔵)と呼ばれるお地蔵様があり、信仰深い人たちの手でいつも線香が絶えません。
お話(田口六郎さん材木町)
 
撮影日: 平成4年6月17日
地区/自治会: 04北部/鍛冶町
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(寺社)
登録されているキーワード: その他の交通   
 
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