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 剣道具の製作・修理

手作業の温もり、武具に伝える
佐渡武夫さん(柳町)
古い家並みが現在も残る柳町、保命水にほど近い場所に佐渡さんの店があります。昭和三年に先代が創業。東信地方では唯一、製作および修理をしています。「終戦後、武道が一時禁止され、その間はかばんや野球のグローブの修理なんかをしていましたね」と佐渡さんは当時の様子を語ります。
現在は、剣道の竹刀や防具なども外国製が多いそうです。「竹刀は、使う竹も和竹と決まっていて、一本の竹から三〜四本しか作れないんですよ」と佐渡さん。また、防具の胴などに使う革は牛革、甲手(小手)には鹿の革を使います。特に難しいのが面の部分。佐渡さんでも「せいぜい一日二〜三個」と。店には学校関係者や児童・生徒が多いとのこと。終始気さくな笑顔で語ってくれました。
 
撮影日: 平成04年03月
地区/自治会: 04北部/柳町
シリーズ: 伝統を守る
登録されているキーワード: 人物 工芸 その他の産業 
 
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