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 餡の製造

品質に気配り、三代の味
名取守二郎さん(下房山)
大正時代に創業、三代目になる名取さんは二十六年のキャリア。現在、息子の鉄朗さんほか三人で仕事をしています。作る餡は大きく分けて、生餡と練り餡。「生餡でも、出来上がるまで一日近くはかかるね」と。練り餡だと、これに加糖して練る時間が余分にかかります。「時代の流れで、昔に比べて甘さは控えめです。消費者のかたの舌も肥えてきていますし…」と名取さんは、にこやかに語ります。
作業のなかで、名取さんが気を使っていることは、やはり豆の品質と煮上がり。そして「やっぱり食べ物を扱う仕事だから、衛生面ですね」と。現在、豆の量にして、一日七、八俵(一俵は約六十キログラム)相当の餡を市内の菓子店や土産物メーカーに卸しています。
 
撮影日: 平成3年10月3日
地区/自治会: 04北部/下房山
シリーズ: 伝統を守る
登録されているキーワード: 人物 食べ物 その他の産業 
 
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