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 煙火師

真夏の“夢”玉に込める
土屋清久さん(上室賀)
「この小さな火薬の玉が、夜空できれいな模様になるんだよ」。そう語りながら、真剣に作業する土屋さん。3代続いている煙火師で、先々代が製造許可を取ったのが明治18年。煙火師にもいろいろ流派があり、土屋さんは「新開流」という流派です。
打ち上げ花火の製造でなんといっても大事なものは、“星”といわれる球状の火薬。これをそれぞれの大きさに応じて、玉の内側に敷き詰めるのですが、「この“星”がうまく作れれば、打ち上げたときにいい花火になるんですよ」と土屋さんは語ります。
作業は春から秋までの間やっており、冬は「凍み豆腐」なども作っているそうです。「花火はとにかく真っ黒になる仕事で…」と、手を黒くさせながら作業を続けていました。
 
撮影日: 平成3年7月4日
地区/自治会: 17川西/上室賀
シリーズ: 伝統を守る
登録されているキーワード: 人物 祭り その他の産業 
 

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