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 染屋の巻

染屋は神川右岸第一段丘の西方にありますが、この段丘を染屋台地、染谷丘台地とも言います。いずれも旧染屋村にちなむ呼び名と思われます。
染屋の池に布を浸すと、思う色に染めることが出来た、という伝説も地名の由来にかかわる話かもしれません。
この伝説の池は、むかし染屋台地の下にあり、池の端に愛染明王が祭られていたとのことです。今は池がありません。
昭和三十九年、染屋で焼かれた実用陶器が国指定重要民俗文化財となり、「染屋焼」の地としても多くの人に知られるようになりました。市立博物館には、水瓶、塩壷、小瓶などの染屋焼が展示され、その特色ある色彩と光沢が人気を集めております。
窯跡は、市の水道貯水池付近で発見されており、江戸時代中期頃から昭和初期頃まで、生産されたと見られています。
土は「かめ土」と呼ぶ、染屋台の粘土が使われ、この鉄分の多い土が染屋焼独特の自然の釉薬となりました。
 
撮影日: 平成5年3月22日
地区/自治会: 10神科/染屋
シリーズ: 上田ところどころ 地域
登録されているキーワード: その他の文化   
 
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