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 伊勢山の巻

昔、東太郎山の頂上に天照大神を祭る伊勢宮があったので、この山を伊勢山と呼んでいました。したがってその麓の村を伊勢山村と名づけたと考えられています。
集落の北側に戦国時代の山城・戸石(砥石)城跡があることはよく知られています。この山城は住まいに使う居館(本城)と番所(戸石、米山、桝形)が一緒に並んでいる珍しい構成で、伊勢山の集落はこのような山城の城下町として形成されたのです。
江戸時代になりますと上州街道を往来する旅人や物資は多くなり、神川を越える地点の伊勢山は賑わいました。
集落の中央を北へ向かう坂道が昔の上州街道で、直角に東へ折れて神川に出ます。現在の川久保橋からおよそ300メートル上流のあたりが、上州街道の渡河地点(旧川久保橋)になります。
この神川へ出る道は崖を下りて行くような急な坂ですが、このあたりが上州街道の面影をとどめている場所と思われます。旧川久保橋は長さ約15メートル、幅1.2メートル、上田城下への関門とも言える重要な橋でした。
 
撮影日: 平成4年10月17日
地区/自治会: 10神科/伊勢山
シリーズ: 上田ところどころ 地域
登録されているキーワード: その他の文化 橋  
 
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