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 竜洞院界わい

土塀と寺と河岸段丘
お話尾崎彰さん(上青木)
一昔前までは五十軒ほどの集落だった上青木は、今では人口も増え、二百数十軒ほどの自治会になりました。竜洞院の木々と近くの河岸段丘のおかげで、「上青木は緑が多い」とよく言われます。
この通りがお寺へ参拝するメイン通りで、それに沿って古い土塀の家が建ち並んでいます。今では地元以外の人たちの往来は減ってしまいましたが、三十年ぐらい前までは、東部町や林之郷方面から、大屋駅や八日堂縁日に行くのに、けっこう利用した道なんです。地元では、竜洞院の参拝、新年のご年始のときなども含め、ふだんから使っています。
当時、この土塀の下に川が流れていて(今はU字溝)、シジミやドジョウ、サワガニなどを取りました。また、川で釜や鍋を洗ったり、鎌を研いだりと、生活の中に川が溶け込んでいましたね。
竜洞院は活文禅師の寺として知られています。文政年間(江戸時代)岩門の大日堂に寺小屋を開き、若き佐久間象山が入門、松代から毎日通ったという話は有名です。
 
撮影日: 平成4年8月18日
地区/自治会: 09神川/上青木
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(寺社)
登録されているキーワード: その他の建物 史跡  
 
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