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 鍛冶屋

自分の気持ち打ち込む
上原宗雄さん(下郷)
コークスの炎、飛び散る火花といった悪条件をものともせず、ただひたすら「自分の気持ちを打ち込む」上原さん。鍛冶屋は先々代が明治の初めに創業。三代、百二十年余の伝統を持ちます。戦前までは、刀鍛冶もやっていました。今でも、三つまたやくわなどの修理(先掛)の依頼があると、仕事場に向かい、厳しい表情でつちを握ります。昔は、その土地土地の地質に応じて注文がきたので、「焼きを硬くしたり、くわの耳をとがらせたりして調整した」そうです。「お客に教わって職人はりこうになった。使う方も職人もお互い承知してたからなぇ」と。最後に「お客さんに喜んでもらわれる農具や刃物を造るのが職人の心掛け」と語ってくれました。
 
撮影日: 平成2年6月29日
地区/自治会: 11豊殿/下郷
シリーズ: 伝統を守る
登録されているキーワード: 人物 工芸 その他の産業 
 
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