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 山口の巻

地名の山口は山の入口という地形から名づけられたと考えられています。古くから山へ入る道があったのでしょう。
山口村ができたのは、いまからおよそ三四〇年前の承応年間で、房山村からの分村でした。
東太郎山麓二ノ宮に鎮座する白山比め神社(白山権現)は天平五年(七三二)に加賀国(現石川県)から勧請したと伝えられています。その理由は当時大流行した悪病退治のためでした。
また、この神社は流水の分配をつかさどる水分神としても信仰されてきました。このことからも山口の長い歴史がしのばれます。
山口の集落は黄金沢の扇状地にあります。いつの頃から黄金沢と呼ぶようになったのかは定かではありませんが、その名から砂金や金鉱脈の輝いている山間の渓谷を想像する人も少なくないでしょう。江戸時代にはこの沢の名にひかれて、試掘をする者もいました。
山口は地の利に恵まれた林檎の里としても有名です。
 
撮影日: 平成6年3月14日
地区/自治会: 04北部/山口
シリーズ: 上田ところどころ 地域
登録されているキーワード: 神社   
 
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