塩田平の文化と歴史
● 百万塔（市指定文化財）
天平宝字８年（７６４）孝謙天皇の発願によって作られた百万塔。法隆寺に伝来されたものだが明治４１年分譲されたうちの一基である。塔内には木版印刷としてはわが国最古といわれる極めて古い経文が納められている。材質は桧材、胡粉で塗装してある。底の直径１０．５センチメートル、総高１９．８センチメートルの平面円形。相輪・基壇ともにほとんど欠損がない点貴重である。
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